小田口屋のこだわり
●製品へのこだわり
豆腐と山芋を、つなぎに使用しております。
本場鹿児島のさつま揚げは、昔から豆腐を使用して製造されてきました。
又、山芋は昔から滋養強壮や疲労回復に効果があると言われています。
さつま揚げに山芋と豆腐を加える事でより特徴のある食感を、又、薩摩の地では、あらゆる家庭料理の旨味料として使われており、 お酒とみりんの両特性を持ち合わせた豊富なアミノ酸をバランスよく含む醸造調味酒である灰持酒(薩摩地酒)を使用する事により、 風味豊かな甘みと、奥深い味わいをひきだします。
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●味へのこだわり
魚肉の主原料は「とび魚」です。
※つけあげ等メインに使用している上丸すり身です。
とび魚の他、「イトヨリダイ」「アジ」「スケトオダラ」「グチ」等のすり身をブレンドする事で、弊社独特の「魚肉のまろやかさ」、「魚のうま味」をひきだします。
又、従来のさつま揚げより甘さ控えめで減塩(当社比較)ですので、さっぱりとした後味が特徴です。 -
●伝統を大切にしながら柔軟な商品開発
商品開発は弊社の得意な分野のひとつです。
伝統を大切にしながらも柔軟な発想で、新商品開発を続けております。
季節の食材をふんだんに使用した商品や、惣菜商品、創作的な商品等、バラエティーに富んださつま揚げを製造・販売しております。 -
●安全性へのこだわり
弊社のギフトセットは、製品への安全性の観点から、ガス充填包装(液化炭酸・エチルアルコール)を採用しています。ガス充填包装する事により、 商品の劣化・酸化を防ぎ、揚げたての風味を損なわずお客様へお届け致します。
又、商品の味が落ち難く、日持ち効果も得られます。 ※ギフト商品に限ります。
●生産地の特徴
世界に類を見ない「天然砂むし温泉」をはじめ、豊富な湯量により日本有数の温泉観光地となっています。 環境省のかおり風景百選にも選ばれた「知林ヶ島」は、大潮の干潮時に砂州が陸続きになります。 又、九州最大の湖である「池田湖(いけだこ)」は、鹿児島県の薩摩半島南東部にある直径約3.5km、周囲約15km、ほぼ円形のカルデラ湖です。
●さつま揚げの歴史
さつま揚げは、その昔の薩摩と琉球(沖縄)との交流を通して渡来した琉球料理の「チキアーギ」が元祖と言われます。 地元の鹿児島県ではさつま揚げという呼び名よりも「つけあげ」と言うのが一般的ですが、この呼び名から、さつま揚げが琉球から渡来の「チキアーゲ」に由来するという説には説得力があります。 別の説として、幕末の薩摩の名君といわれる島津斉彬公が、藩内の漁村で獲れる小魚を原料にして風土に適した揚げ物料理を考案させたという説があります。